第114回医師F問35
39歳の女性。子宮体癌の治療を希望して受診した。7か月前から不正出血があ り、2週前に自宅近くの医療機関を受診し内膜組織診で子宮体癌˝子宮内膜癌)と診 断された。初経は12歳。以後月経不順で、多囊胞性卵巣と診断された。35歳で結 婚し挙児を希望したが、妊娠しなかった。6年前に受けた子宮頸がん検診では異常 を指摘されていないという。家族歴に特記すべきことはない。身長155cm、体重 86kg。腟鏡診で少量の出血を認める。子宮頸部には肉眼的異常を認めない。妊娠 反応は陰性。経腟超音波検査で両側卵巣の多囊胞性腫大を認める。子宮の経腟超音 波像(別冊No. 7 を別に示す。 この患者に行うべきでない検査はどれか。
1
腹部CT
2
血糖測定
3
腹部MRI
4
子宮卵管造影
✓ 正解
5
子宮頸部細胞診
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「SLE(全身性エリテマトーデス)」蝶形紅斑・光過敏・抗dsDNA抗体・多臓器障害が特徴。
- 3.✕「強皮症」皮膚硬化・Raynaud現象・間質性肺炎・食道障害が特徴。
- 4.✕「皮膚筋炎」ヘリオトロープ疹・Gottron徴候・近位筋力低下・CPK上昇が特徴。
- 5.✕「シェーグレン症候群」乾燥性角結膜炎・口腔乾燥・抗SS-A/B抗体が特徴。