第114回医師E問49
病状説明を行い、診断のために翌日の下部消化管内視鏡検査を勧めたところ、患 者から一言目に「検査は受けたくありません」と返答があった。 この時点でふさわしい医師の言葉はどれか。 その後、患者は下部内視鏡検査を受け早期大腸癌が認められた。加療のため5床室 に入院した。治療に関する説明のため医師が病室を訪れると、患者はベッドを起こし た状態で、そばの椅子に座っている夫と話していた。5床室は満床で、空いている椅 子は見当たらない。
1
「検査を中止しましょう」
2
「検査は危険なものではありません」
3
「ご家族の意見を聞いてみましょう」
4
「検査の必要性がわかっていませんね」
5
「なぜ検査を受けたくないのか、お聞かせください」
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「検査を中止しましょう」まず患者の拒否理由を聴取せずに中止するのは医療面接として不適切。
- 2.✕「検査は危険なものではありません」患者の懸念・理由を聴かずに情報提供するのは共感的でない。
- 3.✕「ご家族の意見を聞いてみましょう」患者の自律性を尊重せず家族に移行するのは不適切。
- 4.✕「検査の必要性がわかっていませんね」患者を責めるような言葉かけであり医療面接として不適切。