第114回医師D問70
8歳の男児。体幹の皮疹を主訴に祖母に連れられて来院した。昨日、体幹に数個 の皮疹が出現し、皮疹が増加したため受診した。体温36.5℃。脈拍80/分、整。 呼吸数20/分。体幹に水疱を主体とした皮疹を認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異 常を認めない。咽頭に発赤を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音 とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。体幹の写真(別冊 医療面接上、重要な項目はどれか。2つ選べ。
1
出生時の状況
2
成長・発達の状況
3
排尿・排便の状況
4
予防接種の接種状況
✓ 正解
5
周囲の感染症の流行状況
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「出生時の状況」出生時の状況(分娩経過・体重等)は医療情報として重要だが、現在の急性疾患(発熱・感染症)の診断には予防接種歴・流行状況が直接有用。
- 2.✕「成長・発達の状況」慢性疾患の評価には重要だが、現在の急性感染症の鑑別には直接関係しない。
- 3.✕「排尿・排便の状況」水分摂取・脱水の評価には有用だが、感染症診断における予防接種歴・流行状況より優先されない。