DR D B-14-1. 新生児・周産期小児

第114回医師D問55

日齢3の新生児。妊娠31週から胎児発育不全を指摘されていた。在胎38週に体 重1,890gで出生した。低出生体重児のためNICUに入院した。 泣は弱かったが 多呼吸のため保育器内に収容して酸素を投与した。眼裂狭小、小さな口、小下顎な どの特徴的顔貌を認めた。また、手指の重合と屈曲拘縮、ゆり椅子状の足底を認め た。全身の筋緊張は亢進していた。 この患児にあてはまるのはどれか。
1
生命予後は良い。
2
発達遅滞をきたす。
✓ 正解
3
心疾患は合併しにくい。
4
急性白血病を合併しやすい。
5
甲高い泣き声が特徴的である。
ANSWER   正解は 2 全国正答率 —

解説

  • 1.「生命予後は良い」Down症候群(21トリソミー)は先天性心疾患・白血病・感染症等の合併により生命予後が影響される。
  • 3.「心疾患は合併しにくい」Down症候群では約40〜50%に先天性心疾患(房室中隔欠損等)が合併する。
  • 4.「急性白血病を合併しやすい」Down症候群は急性白血病(特にAML、AML-M7等)のリスクが高い。
  • 5.「甲高い泣き声が特徴的である」甲高い泣き声は猫鳴き症候群(5p-症候群・Cri du chat症候群)の特徴であり、Down症候群ではない。
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出典

厚生労働省 公開ページ