DR D C-1-1. 問診・情報収集

第114回医師D問35

21歳の男性。手指の震えを主訴に来院した。18歳時から事務仕事をしていたが、 昨年から週に4日午前中、派遣先の大型塗料店で在庫管理の仕事をしている。5日 前と一昨日離島でダイビングをし、一昨日の夕方、ジェット旅客機に搭乗し帰宅し た。帰路、天候が悪く、機体の揺れのため席から離れることができなかった。帰宅 日の就寝時、右中指の近位指節間関節が痛いのに気付いた。昨日も指先の感覚に違 和感を覚えたという。本日、字を書く時に指先が震えるため受診した。 最も考えられるのはどれか。
1
減圧症
✓ 正解
2
動揺病
3
頸肩腕障害
4
有機溶剤中毒
5
VDT作業による障害
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「動揺病」乗り物酔い(前庭感覚と視覚の不一致)であり職業性疾患とは異なる。
  • 3.「頸肩腕障害」VDT作業や重労働で生じる筋骨格系障害であり減圧症とは異なる。
  • 4.「有機溶剤中毒」溶剤吸入による中枢神経障害であり高圧環境とは無関係。
  • 5.「VDT作業による障害」眼精疲労・頸部痛等が生じ、高圧環境(潜水等)とは無関係。
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出典

厚生労働省 公開ページ