第114回医師A問57
1歳7か月の男児。出生時に外陰部の異常を指摘されていたが転居を契機に紹介 され受診した。在胎39週、出生体重3,180g、Apgarスコア9点(1分)、10点(6 分)で出生した。体重10kg、体温36.5℃。脈拍92/分、整。SpO 97%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しな い。亀頭の一部は包皮から露出し、外尿道口は陰茎と陰囊の移行部に確認できる。 外陰部の写真(別冊No. 27A、B)を別に示す。 この患児にみられるのはどれか。
1
血尿
2
尿閉
3
水腎症
4
陰茎の屈曲
✓ 正解
5
真性尿失禁
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「腎前性」脱水のみであれば腎前性だが、腎毒性薬剤も使用しているため腎実質障害も加わっている。
- 2.✕「腎性」腎毒性薬剤のみを考えれば腎性だが、脱水も存在するため複合病態を考える。
- 3.✕「腎後性」閉塞性尿路疾患の所見はなく腎後性の根拠がない。
- 5.✕「腎後性と腎性の合併」腎後性を示す所見がない。