第56回午後 OT 問19
9歳の男児。幼児期より落ち着きがなくじっとしていられず、家族で外出した際にはよく迷子になり、両親も養育に困難を感じていた。小学校に入学してからは、 授業中に勝手に席を立って歩き出したり、順番を守ることも難しく、日常的に忘れ物や落とし物も多く、うっかりミスをして教師に注意されるが、その後も同じミスを繰り返していた。授業中は周囲の雑音に注意を削がれて勉強に集中できず、最近では学業不振が目立ち始めたため放課後等デイサービスで作業療法士が対応することになった。 作業療法士の対応として適切でないのはどれか。
1
感覚統合療法を実施する。
2
ペアレントトレーニングを実施する。
3
社会生活技能訓練(SST)を実施する。
4
学校を訪問して授業の様子を観察する。
5
担当教員に本人の行動修正をより促すよう依頼する。
✓ 正解
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解説
- 5.✕「担当教員に本人の行動修正をより促すよう依頼する」ADHD児に対して注意や叱責を強めても、衝動性や不注意の改善にはつながりにくい。環境調整、具体的な指示、成功体験を増やす支援、家庭・学校との連携が重要である。