OT 午後 B-15-3. 不安・ストレス関連障害

第56回午後 OT 問18

23 歳の男性。中学生の頃から対人緊張が強く、人前での食事で発汗や赤面、緊張が強まることがあった。大学進学後も実習の発表時に緊張が強く、動悸や発汗を苦にしていた。卒業後に病院で作業療法士として働いていたが、通勤中のバスに停留所から同僚が数人乗り込んでくると、動悸、振戦、発汗が生じるようになった。 車内に知り合いがいなければ不安や自律神経症状を生じることはない。 考えられるのはどれか。
1
解離性障害
2
強迫性障害
3
パニック障害
4
社交(社会)不安障害
✓ 正解
5
PTSD(外傷後ストレス障害)
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「解離性障害」解離性障害では意識、記憶、同一性などの統合の障害が中心であり、対人場面での評価恐怖とは異なる。
  • 2.「強迫性障害」強迫性障害は強迫観念や強迫行為を主症状とし、人前での緊張や視線への恐怖が中心ではない。
  • 3.「パニック障害」パニック障害は予期しない発作が反復する病態であり、本例のように知人や対人評価場面に限定される不安とは異なる。
  • 5.「PTSD」PTSDは外傷体験後の再体験、回避、過覚醒を特徴とし、本例には明確な外傷体験が示されていない。
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出典

厚生労働省 公開ページ