OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第56回午後 OT 問10

39 歳の女性。多発性硬化症。発症から5年が経過。寛解と再燃を繰り返している。MMT は両側の上肢・下肢共に5。軽度の両側視神経炎を伴い、疲労の訴えが多い。 この患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
1
陶芸で菊練りを行う。
2
木工作業で椅子を作る。
3
ビーズ細工でピアスを作る。
4
卓上編み機でマフラーを編む。
✓ 正解
5
細かいタイルモザイクのコースターを作る。
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「陶芸で菊練りを行う」菊練りは上肢・体幹に強い筋力と持久力を要し、多発性硬化症患者の疲労を増悪させやすい。
  • 2.「木工作業で椅子を作る」木工作業は筋力、持久力、安全管理を要する高負荷活動であり、疲労しやすい多発性硬化症患者には不適切である。
  • 3.「ビーズ細工でピアスを作る」細かい視覚確認と巧緻動作を要するため、視神経炎を伴う患者には負担が大きい。
  • 5.「細かいタイルモザイクのコースターを作る」細かな視覚探索と精密操作を長時間要するため、視覚障害と易疲労性のある患者には適さない。
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出典

厚生労働省 公開ページ