OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第54回午後 OT 問11

30 歳の男性。調理師。頭部外傷受傷後5か月が経過し、回復期リハビリテーション病棟に入院している。麻痺はないが、明らかな企図振戦がある。意識障害や著しい記銘力低下はないが、些細なことで怒り出す。作業をする場合にはすぐに注意がそれてしまい継続できず、口頭での促しが必要である。ADL は自立し、現職復帰を希望している。 この時期の作業療法の指導で正しいのはどれか。
1
受傷前の職場を訪問させる。
2
包丁を用いた調理訓練を行う。
3
作業の工程リストを作らせる。
✓ 正解
4
訓練はラジオを聴かせながら行う。
5
怒り出したときには厳格に注意する。
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「受傷前の職場を訪問させる」企図振戦・認知障害が残存する状態で職場訪問を急ぐのは時期尚早
  • 2.「包丁を用いた調理訓練を行う」企図振戦のある患者に鋭利な刃物を使用した訓練は安全上不適切
  • 4.「訓練はラジオを聴かせながら行う」企図振戦・注意障害のある患者への二重課題は集中を妨げ安全リスクを高める
  • 5.「怒り出したときには厳格に注意する」脳損傷後の感情調節障害には厳格な叱責より観察・環境調整が適切
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出典

厚生労働省 公開ページ