OT 午前 D-6-2. 作業療法・活動介入

第54回午前 OT 問14

20 歳の男性。1年浪人した後に大学に入学し親元を離れた。夏休みに帰省した時に独語や空笑が目立ち始め、バイクに乗って信号無視したところを警察に捕まった。事情聴取の中で「逃げないと殺される」といった支離滅裂な言動がみられたため、連絡を受けた両親に付き添われ精神科を受診し入院となった。入院から1か月後、幻聴と妄想が減弱したところで作業療法が開始となった。 この時点での作業療法の役割で正しいのはどれか。
1
自信の回復
2
疲労度の調整
✓ 正解
3
達成感の獲得
4
対人交流の拡大
5
身辺処理能力の回復
ANSWER   正解は 2 全国正答率 —

解説

  • 1.「自信の回復」急性期から回復初期では刺激量や疲労の調整が優先され、自信回復は症状安定後の課題となる。
  • 3.「達成感の獲得」達成感を得る活動は重要だが、幻聴・妄想が減弱した直後では負荷量調整が先である。
  • 4.「対人交流の拡大」急性期では対人刺激が過剰になると症状再燃の危険があるため、交流拡大は段階的に行う。
  • 5.「身辺処理能力の回復」本例では身辺処理能力の低下は示されておらず、主目的とはならない。
📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ