PH 実践② A-6-2. 薬物動態(ADME)

第108回実践② 薬剤師 問281

26 歳女性。身長 155 cm、体重 42 kg。アレルギー性鼻炎に対して処方 1 の 薬剤を服用している。今回、下血があり外来受診したところ、潰瘍性大腸炎(直腸 炎型)の診断を受けた。なお、重症度分類では軽症であった。医師は、患者からこ れまで薬を飲み忘れることが多かったとの訴えがあったため、メサラジンの処方に あたり、本患者に適切な製剤について、医薬品情報管理室に問い合わせた。薬剤師 は、アドヒアランスを考慮して処方 2 を提案した。 (処方 1 ) ロラタジン錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回夕食後 14 日分 (処方 2 ) リアルダ錠 1200mg(注) 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回夕食後 14 日分 (注) 1 錠中にメサラジン 1200 mg を含有する。また、以下の添加剤を含有す る。 〔添加剤〕 カルメロースナトリウム、カルナウバロウ、ステアリン酸、 含水二酸化ケイ素、デンプングリコール酸ナトリウム、タルク、 ステアリン酸マグネシウム、メタクリル酸コポリマー L、 メタクリル酸コポリマー S、クエン酸トリエチル、酸化チタン、 三二酸化鉄、マクロゴール 6000 処方 2 の製剤投与後の薬物動態を把握するため、添付文書を確認したところ、健 康成人における空腹時経口単回投与時の 24 時間までの平均血漿中未変化体薬物濃 度の時間推移は下図のようであった。 )Lm/gn(度濃体化変未中漿血 1500 本剤4,800mg/day 1000 健常成人10名の平均値 500 A 0 0 6 12 18 24 投与時間(h) 処方 2 の製剤の添加剤のうち、本剤投与後、図中Aに示された血漿中薬物濃度の 推移が観察されることと最も関連の深いのはどれか。1つ選べ。
1
カルメロースナトリウム
2
カルナウバロウ
3
ステアリン酸マグネシウム
4
メタクリル酸コポリマー S
✓ 正解
5
マクロゴール 6000
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

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