PH 実践② A-6-1. 受容体・作用機序 2つ選べ

第108回実践② 薬剤師 問250

60 歳女性。市町村が実施する検診で骨密度の低下が指摘され、近隣の整形 外科を受診した。脆弱性骨折は見られなかったが、骨密度低下(腰椎骨密度測定 値:若年成人平均値(YAM)の 65%)のため骨粗しょう症と診断された。本日、 以下の処方箋を持って初めて薬局を訪れた。 (処方) バゼドキシフェン錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) エルデカルシトールカプセル 0.75 ng 1 回 1 カプセル( 1 日 1 カプセル) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 処方されたいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
1
カルシトニン受容体を遮断することで、骨形成を促進する。
2
RANKL(NF︲lB 活性化受容体リガンド)に結合することで、骨形成を促進す る。
3
ビタミン D 受容体を刺激することで、腸管からのカルシウム吸収を促進する。
✓ 正解
4
ファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害することで、骨吸収を抑制する。
5
エストロゲン受容体に結合してエストロゲン様作用を示すことで、骨吸収を抑 制する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 3・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「カルシトニン受容体を遮断することで骨形成を促進する」カルシトニンは受容体刺激で骨吸収を抑制するもので、記述が逆かつ本処方薬に該当しない。
  • 2.「RANKL に結合することで骨形成を促進する」デノスマブは RANKL に結合して骨吸収を抑制するもので、「骨形成促進」が誤りかつ本処方薬に該当しない。
  • 4.「ファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害することで骨吸収を抑制する」ビスホスホネートの機序で、本処方薬(バゼドキシフェン・エルデカルシトール)に該当しない。

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出典

厚生労働省 公開ページ