第108回実践① 薬剤師 問212
1 歳男児。体重 10 kg。中等度の急性副鼻腔炎と診断され、アモキシシリ ン水和物散が処方されたが効果不十分と判断され、薬剤感受性を考慮し以下の処方 へ変更になった。 (処方) セフカペンピボキシル塩酸塩細粒 10% 1 回 0.3 g( 1 日 0.9 g) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 本症例において、薬剤師が留意すべき重大な副作用はどれか。1つ選べ。
1
甲状腺組織の直接的障害による甲状腺機能低下症
2
糖新生抑制による乳酸アシドーシス
3
ヒスタミン遊離によるレッドネック症候群
4
ビタミン A 欠乏による視覚障害
5
血清カルニチン低下による低血糖
✓ 正解
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解説
- 1.✕「甲状腺組織の直接的障害による甲状腺機能低下症」セフカペンピボキシルの機序による副作用ではない。
- 2.✕「糖新生抑制による乳酸アシドーシス」これはメトホルミン(ビグアナイド薬)の副作用である。
- 3.✕「ヒスタミン遊離によるレッドネック症候群」レッドネック(レッドマン)症候群はバンコマイシンの急速投与で起こる。
- 4.✕「ビタミン A 欠乏による視覚障害」機序が該当しない。(※ピボキシル基はカルニチンを消費し、小児で血清カルニチン低下による低血糖を起こしうる)
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