PH 実践③ B-1-3. 不整脈・伝導障害 2つ選べ

第107回実践③ 薬剤師 問298

62 歳女性。身長 153 cm、体重 56 kg。動悸及び息切れを自覚し、近医を受 診したところ非弁膜症性心房細動と診断され、以下の処方で治療を開始することに なった。患者の検査値等は以下のとおりである。 (所見及び検査値) 血圧 140/86 mmHg、心拍数 160 拍/分、脈拍数 90 拍/分、AST 23 IU/L、 ALT 28 IU/L、eGFR 40 mL/min/1.73 m2 (心電図) RR 間隔不規則、P 波消失、f 波出現 (処方 1 ) ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) ビソプロロールフマル酸塩錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 治療薬の処方意図として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
心拍数の調節(レートコントロール)
✓ 正解
2
洞調律の維持(リズムコントロール)
3
冠動脈血栓の予防
4
肺塞栓症の予防
5
脳塞栓症の予防
✓ 正解
ANSWER   正解は 1・5 全国正答率 —

解説

  • 2.「洞調律の維持(リズムコントロール)」ビソプロロールは心拍数を調節するレートコントロールに用いる。
  • 3.「冠動脈血栓の予防」本処方の意図ではない。
  • 4.「肺塞栓症の予防」心房細動の抗凝固の主目的は脳塞栓症の予防である。(※ビソプロロールによる心拍数調節と、ワルファリンによる脳塞栓症の予防)

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出典

厚生労働省 公開ページ