PH 実践③ A-3-2. 分子生物・遺伝の基礎 2つ選べ

第106回実践③ 薬剤師 問301

51 歳男性。 2 年前に Stage Ⅳの直腸がんと診断され、抗がん剤による治 療が開始された。現在、四次治療中で、医師からがん遺伝子パネル検査※を提案さ れた。「がんの多い家系であり、がんが遺伝であることがはっきりするのは不安 で、がん遺伝子パネル検査を受けることについて悩んでいる。」と、担当薬剤師に 相談があった。そこで、薬剤師は、認定遺伝カウンセラーに相談することを勧め た。 ※ ヒトの遺伝子のうち、がんの発生に関わる遺伝子セット(パネル)を一度に解析 する検査。同定された遺伝子変異に効果のある抗がん剤が存在すれば、治療に用 いることができる。 認定遺伝カウンセラーが作成した以下の家系図から考えられることとして、正し いのはどれか。2つ選べ。なお、四角は男性、丸は女性を示す。 80代死亡 40代死亡 70代死亡 80代死亡 老衰 卵巣がん 脳出血 老衰 ア イ 51歳死亡 56歳死亡 45歳死亡 71歳 63歳 58歳 胃がん 大腸がん・ 交通事故 子宮体がん (重複がん) ウ 患者(本人) 51歳 49歳 47歳 47歳 直腸がん エ 24歳 23歳 20歳 16歳 17歳 15歳
1
患者の母方の家系にがん患者が多い。
2
アの重複がんは、遺伝性のがんを疑う根拠とならない。
3
イは交通事故で死亡していなければ、がんに罹患していた可能性が高い。
✓ 正解
4
ウは今後がんを発症する可能性が高いので、がん検診を推奨する。
✓ 正解
5
エは未成年なので、カウンセリングの内容を伝えてはいけない。
ANSWER   正解は 3・4 全国正答率 —

解説

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厚生労働省 公開ページ