PH 実践② F-2-5. スクリーニング評価

第106回実践② 薬剤師 問257

24 歳女性。身長 156 cm、体重 40 kg。以前より労作性の息切れを自覚して いた。出産後に血圧低下、呼吸状態の悪化を来し、スクリーニングの結果、肺高血 圧症と診断を受け、以下の処方で治療を開始した。 (処方) フロセミド錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) エプレレノン錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) タダラフィル錠 20 mg 1 回 2 錠( 1 日2 錠) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 ボセンタン錠 62.5 mg 1 回 2 錠( 1 日4 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 7 日分 点滴静注 エポプロステノール静注用 1.5 mg (1.5 mg/バイアル 3 本)4.5 mg 生理食塩液 300 mL 流速 3 mL/h で持続投与 経過観察のため受診したところ、肺機能については改善を示しつつあるが、顔面 や四肢のむくみなど未だ改善が見られない症状を認めた。さらに、生化学検査のう ち血清カリウム値が 4.1 mEq/L から 3.0 mEq/L に低下していたことから、薬剤師 が医師から処方について相談された。以下のうち、最も適切な提案内容はどれか。 1つ選べ。
1
トルバプタン錠の追加
✓ 正解
2
エポプロステノール静注用の増量
3
フロセミド錠の増量
4
アスパラギン酸カリウム錠の追加
5
リオシグアト錠の追加
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「エポプロステノール静注用の増量」むくみ・低カリウム血症への対応ではない。
  • 3.「フロセミド錠の増量」低カリウム血症を悪化させるため不適である。
  • 4.「アスパラギン酸カリウム錠の追加」カリウム補充であり、むくみの根本対応ではない。
  • 5.「リオシグアト錠の追加」sGC 刺激薬で、むくみ・低カリウム血症への対応ではない。(※トルバプタン〈バソプレシン拮抗の水利尿薬〉は電解質への影響が少なく、むくみの改善に適する)

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出典

厚生労働省 公開ページ