PH 実践① B-6-2. 白血病・リンパ腫

第106回実践① 薬剤師 問242

57 歳男性。 5 年前より、 2 型糖尿病及び心房細動に対して以下の薬剤が処 方されている。今回、悪性リンパ腫が疑われたため、確定診断のために 18F︲フルデ オキシグルコース(FDG)を用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮 影(PET/CT)検査を行うこととなった。 (処方) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 30 日分 ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 夕食後 30 日分 PET/CT 検査を行うにあたり、担当薬剤師が患者に行う説明のうち、適切なの はどれか。1つ選べ。
1
検査 2 日前から、メトホルミンの内服を中止してください。
2
検査後 2 日間、メトホルミンの内服を中止してください。
3
検査 2 日前から、ワルファリンカリウムの内服を中止してください。
4
5 %ブドウ糖加酢酸リンゲル液を、18F︲FDG と同時に投与します。
5
検査 4 時間前から、食事をとらないでください。
✓ 正解
ANSWER   正解は 5 全国正答率 —

解説

  • 1.「検査 2 日前からメトホルミンの内服を中止する」メトホルミンの中止はヨード造影剤検査時の措置で、FDG-PET では不要である。
  • 2.「検査後 2 日間、メトホルミンの内服を中止する」不要である。
  • 3.「検査 2 日前からワルファリンの内服を中止する」PET/CT でワルファリンの中止は不要である。
  • 4.「5 %ブドウ糖加酢酸リンゲル液を 18F」FDG と同時に投与する」 — ブドウ糖の投与は FDG の取り込みを妨げるため不適である。(※検査 4 時間前から食事をとらないようにする〈血糖上昇を避け FDG 集積を高めるため〉)

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出典

厚生労働省 公開ページ