第105回実践③ 薬剤師 問299
60 歳男性。身長 160 cm、体重 60 kg。40 歳頃に糖尿病と診断され、経口 糖尿病薬の内服を開始した。50 歳頃に腎障害を指摘され、55 歳頃に、目のかす み、眼性疲労、眼痛を自覚したため眼科を受診した。検査値は HbA1c 6.5% (NGSP 値)、血清クレアチニン値 1.2 mg/dL であった。眼圧が右 23 mmHg、左 28 mmHg で、視野欠損が認められ、閉塞隅角緑内障に対し、ラタノプロスト点眼 液 0.005%とチモロールマレイン酸塩点眼液 0.25%による治療が開始されていた。 最近、仕事が多忙で通院が滞りがちになっていたところ、朝から特に誘因なく急 激な頭痛があり、嘔吐したため、総合病院を緊急受診し、急性閉塞隅角緑内障の発 作と診断された。受診時の血液検査では、HbA1c 7.2%(NGSP 値)、血清クレアチ ニン値 1.7 mg/dL であり、糖尿病と腎機能の悪化も認めている。この患者に最初 に行う治療法として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1
20%マンニトール 300 mL を 60 分かけて点滴静注する。
✓ 正解
2
ロキソプロフェンナトリウム錠 60 mg を内服する。
3
濃グリセリン・果糖配合製剤 500 mL を 60 分かけて点滴静注する。
4
アセタゾラミドナトリウム注射用 500 mg を静注する。
✓ 正解
5
ピノレキシン点眼液 0.005%を点眼する。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「ロキソプロフェンナトリウム錠を内服」眼圧下降作用はない
- 3.✕「濃グリセリン・果糖配合製剤を点滴静注」果糖含有で糖尿病例には注意を要し第一選択でない
- 5.✕「ピノレキシン点眼液を点眼」白内障用で眼圧下降作用はない
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