第105回実践③ 薬剤師 問289
28 歳女性。日頃から月経による出血量が多く、痛みも強い。食事は炭水化 物中心で不規則だった。 3 ヶ月前から階段を上がるときに息切れを感じていたが、 運動不足と寝不足が原因と考え、放置していた。 2 週間前より動悸、息切れ、めま いなどの自覚症状が増強した。かかりつけ医を受診したところ、顔面や眼瞼結膜の 蒼白などの他覚症状が認められ、血液検査でヘモグロビン値 7.2 g/dL、赤血球数 260 万/nL であった。下記の薬剤が処方され来局した。 (処方) クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 夕食後 14 日分 薬局の薬剤師は患者から、膝の外傷部の化膿に対して整形外科からセフジトレン ピボキシル錠と耐性乳酸菌製剤が処方され、数日前から服用中であることを聴取し た。 薬物治療によってヘモグロビン値が 11.6 g/dL、赤血球数が 390 万/nL となっ た。改善が期待できる臨床所見として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
点状出血
2
歩行障害
3
スプーン状爪
✓ 正解
4
舌炎
✓ 正解
5
脾腫
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「点状出血」血小板減少に伴う所見で鉄欠乏性貧血の改善所見ではない
- 2.✕「歩行障害」ビタミンB12欠乏(亜急性連合性脊髄変性症)の所見
- 5.✕「脾腫」溶血性貧血等の所見
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