MW 午後 B-7-2. 甲状腺疾患

第103回午後 mw 問40

その後の妊娠経過は順調で、血液検査では甲状腺機能は正常範囲であった。妊娠 34 週の妊婦健康診査の超音波検査で胎児の甲状腺の腫大が確認された。産科医師から A さんに、出産後に児の甲状腺機能亢進症が生じる可能性が告げられた。診察後に A さんは助産師に「私のバセドウ病は落ち着いているのに、どうして赤ちゃんの甲状腺機能が異常になるのでしょうか」と訴えた。 A さんの児の甲状腺機能亢進症が生じる原因で正しいのはどれか。
1
ヒト絨毛性ゴナドトロピン
2
甲状腺切除手術の既往
3
レボチロキシンの内服
4
自己抗体の胎盤通過
✓ 正解
5
胎児の甲状腺癌
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」妊娠初期の一過性甲状腺機能亢進に関与し本児の病態ではない
  • 2.「甲状腺切除手術の既往」抗体産生が続けば児に影響し手術既往の有無が直接原因ではない
  • 3.「レボチロキシンの内服」甲状腺ホルモン補充薬で児の機能亢進の原因ではない
  • 5.「胎児の甲状腺癌」甲状腺腫大の原因ではない
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出典

厚生労働省 公開ページ