DR C A-5-1. 病原体の基礎(細菌・ウイルス等)

第114回医師C問12

食中毒について正しいのはどれか。
1
食中毒患者を診断したとき保健所長に届け出る。
✓ 正解
2
サルモネラ菌による食中毒で発熱を起こすことはない。
3
黄色ブドウ球菌食中毒の予防には食品の食前加熱が有効である。
4
カンピロバクターによる食中毒の潜伏期間は2〜4週間である。
5
我が国での食中毒による患者数では腸炎ビブリオによるものが最も多い。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「サルモネラ菌による食中毒で発熱を起こすことはない」サルモネラ菌は腸管感染型食中毒であり発熱を起こす。
  • 3.「黄色ブドウ球菌食中毒の予防には食品の食前加熱が有効である」黄色ブドウ球菌の産生するエンテロトキシン(毒素)は耐熱性があり、食前加熱では無効。
  • 4.「カンピロバクターによる食中毒の潜伏期間は2〜4週間である」カンピロバクターの潜伏期間は1〜7日(通常2〜5日)であり2〜4週間は誤り。
  • 5.「食中毒患者数では腸炎ビブリオによるものが最も多い」近年の食中毒患者数は病因物質別ではノロウイルスやカンピロバクターが上位であり、腸炎ビブリオが最多ではない。
📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ