第114回医師A問64
35歳の女性。性感染症治療後に病状を説明することになった。患者は帯下の増 加と下腹部痛を主訴に5週前に来院した。付属器に圧痛を認め、子宮頸部の性器ク ラミジアDNA検査が陽性で抗菌薬を投与した。帯下は減少し下腹部痛と圧痛も消 失し、性器クラミジアDNA検査も陰性となった。 患者に対する説明で適切なのはどれか。
1
4か月の避妊が望ましい。
2
クラミジア感染症は治癒した。
✓ 正解
3
異所性妊娠のリスクは低下した。
4
子宮性不妊となる可能性が高い。
5
今後クラミジア感染症になることはない。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「4か月の避妊が望ましい」クラミジア感染症治療後に特定の避妊期間は設定されていない。
- 3.✕「異所性妊娠のリスクは低下した」クラミジア性卵管炎を生じた後は卵管障害が残存するため異所性妊娠リスクは依然として高い。
- 4.✕「子宮性不妊となる可能性が高い」卵管の損傷による卵管性不妊が問題であり、子宮性不妊は主な合併症ではない。
- 5.✕「今後クラミジア感染症になることはない」免疫獲得はなく再感染しうる。