PH 理論② B-8-2. てんかん・意識障害 2つ選べ

第110回理論② 薬剤師 問154

抗てんかん薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 +
1
ラコサミドは、電位依存性 Na チャネルの緩徐な不活性化を促進して、神経 細胞の過剰興奮を抑制する。
✓ 正解
2
スルチアムは、電位依存性 T 型 Ca2+ チャネルを遮断して、欠神発作に特徴的 な棘徐波複合の発生を抑制する。
3
スチリペントールは、シナプス小胞タンパク質 2A(SV2A)に結合して、神経 伝達物質の遊離を抑制する。
4
ビガバトリンは、c︲アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼを不可逆的に阻 害して、脳内 GABA 濃度を上昇させる。
✓ 正解
5
ルフィナミドは、グルタミン酸 AMPA 受容体を非競合的に遮断して、神経細 胞における活動電位の発生を抑制する。
ANSWER   正解は 1・4 全国正答率 —

解説

  • 2.「スルチアムはT型Ca²⁺チャネルを遮断して棘徐波複合の発生を抑制する」T型Ca²⁺チャネル遮断はエトスクシミドの機序で、スルチアムは炭酸脱水酵素阻害。
  • 3.「スチリペントールはSV2Aに結合して神経伝達物質の遊離を抑制する」SV2A結合はレベチラセタムの機序。
  • 5.「ルフィナミドはAMPA受容体を非競合的に遮断する」AMPA受容体遮断はペランパネルの機序で、ルフィナミドはNa⁺チャネルの不活性化を延長する。

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出典

厚生労働省 公開ページ