PH 実践③ B-1-3. 不整脈・伝導障害 2つ選べ

第109回実践③ 薬剤師 問339

73 歳男性。体重 72 kg。持続性心房細動及び高血圧症に対して治療中であっ た。自宅で階段を踏み外し、転倒したため救急搬送された。頭部 CT 検査は異常な しであったが、右前腕部尺骨の骨折による前腕部の腫脹が認められたため、保存治 療のため入院することになった。入院時検査を行うとともに病棟薬剤師が持参薬の 確認を行った。 (持参薬) ビソプロロールフマル酸塩錠 2.5 mg オルメサルタン口腔内崩壊錠 20 mg スピロノラクトン錠 50 mg ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物懸濁用散分包 5 g エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠 60 mg (入院時所見) 体温 36.8 ℃、血圧 128/80 mmHg、脈拍 92 拍/分 (検査値) 赤血球 453 # 104/nL、白血球 4,060/nL、血小板 15.4 # 104/nL、 Hb 14.2 g/dL、AST 24 IU/L、ALT 18 IU/L、総ビリルビン 0.8 mg/dL、 c︲GTP 54 IU/L、LDH 248 IU/L、尿酸 6.0 mg/dL、Na 141 mEq/L、 K 3.0 mEq/L、血清アルブミン 3.5 g/dL、BUN 39 mg/dL、 血清クレアチニン 1.85 mg/dL、CCr 36.2 mL/min、下肢浮腫(+)、 尿蛋白(+) この患者の持参薬のうち、薬剤師が入院時に減量あるいは中止を提案する薬剤と して、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
ビソプロロールフマル酸塩錠
2
オルメサルタン口腔内崩壊錠
3
スピロノラクトン錠
4
ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物懸濁用散分包
✓ 正解
5
エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠
✓ 正解
ANSWER   正解は 4・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「ビソプロロールフマル酸塩錠」β遮断薬で、腎機能低下による中止・減量を要しない。
  • 2.「オルメサルタン口腔内崩壊錠」ARBで、一律に中止しない。
  • 3.「スピロノラクトン錠」MRAだがK3.0と低カリウムで、中止する状況ではない(ジルコニウムシクロケイ酸Naは高K治療薬で低Kでは不要、エドキサバンは腎排泄でCCr低下時に減量)。

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出典

厚生労働省 公開ページ