PH 実践③ B-15-5. 認知機能障害・せん妄 2つ選べ

第108回実践③ 薬剤師 問330

76 歳男性。 2 週間後に食道がんの全摘出手術を施行予定である。この患者は 3 年前に、せん妄を発症した経験があるため、担当医は入院中のせん妄発症リスクが 高いと考えている。外来受診時に、当該患者より担当医に「 1 週間前から、夜眠れ ない日が続いており、疲れがたまっています。」との訴えがあった。担当医は、せ ん妄発症リスクの低い睡眠薬の処方を検討している。当該患者は、これまで睡眠薬 及び抗不安薬を服薬していないことを確認している。 担当医から病棟担当薬剤師に、この件について処方薬の相談があった。薬剤師が 提案すべき薬物として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
ラメルテオン
✓ 正解
2
ゾルピデム酒石酸塩
3
ブロチゾラム
4
スボレキサント
✓ 正解
5
リルマザホン塩酸塩水和物
ANSWER   正解は 1・4 全国正答率 —

解説

  • 2.「ゾルピデム酒石酸塩」非ベンゾジアゼピン系睡眠薬でせん妄リスクがあり、適さない。
  • 3.「ブロチゾラム」ベンゾジアゼピン系でせん妄を惹起しやすく、適さない。
  • 5.「リルマザホン塩酸塩水和物」ベンゾジアゼピン系でせん妄リスクがあり、適さない。(※ラメルテオン〈メラトニン受容体作動〉とスボレキサント〈オレキシン受容体拮抗〉はせん妄リスクが低く適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ