PH 実践② B-7-4. 脂質異常・肥満・痛風 2つ選べ

第108回実践② 薬剤師 問260

50 歳男性。身長 165 cm、体重 72 kg。 5 年前に脂質異常症及び高血圧症の 診断を受け、処方 1 による治療が行われていた。本日、外来診療において、脂質異 常症のコントロールが不十分であることから、処方 2 が追加されることになった。 (処方 1 ) ピタバスタチン Ca 錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アゼルニジピン錠 8 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 (処方 2 ) ペマフィブラート錠 0.1 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 (身体所見及び検査値) 血圧 128/82 mmHg、総ビリルビン 0.8 mg/dL、AST 24 IU/L、 ALT 12 IU/L、血清クレアチニン 0.8 mg/dL、尿酸 5.0 mg/dL、 BUN 12 mg/dL、LDL︲C 120 mg/dL、HDL︲C 50 mg/dL、 TG(トリグリセリド)348 mg/dL、Na 140 mEq/L、K 4.2 mEq/L、 Cl 99 mEq/L、空腹時血糖 120 mg/dL、HbA1c 5.8% 処方 2 の薬物の脂質異常症改善作用に関与するのはどれか。2つ選べ。
1
HDL コレステロールの低下
2
リポタンパク質リパーゼ(LPL)の活性化
✓ 正解
3
アポタンパク質 C︲Ⅲ(ApoC︲Ⅲ)発現の抑制
✓ 正解
4
アポタンパク質 A︲Ⅰ(ApoA︲Ⅰ)発現の抑制
5
脂肪酸の b 酸化の抑制
ANSWER   正解は 2・3 全国正答率 —

解説

  • 1.「HDL コレステロールの低下」フィブラート系薬は HDL コレステロールを上昇させる。
  • 4.「アポタンパク質 A」Ⅰ(ApoA-Ⅰ)発現の抑制」 — フィブラートは ApoA-Ⅰ の発現を促進する。
  • 5.「脂肪酸の β 酸化の抑制」フィブラートは PPARα を介して脂肪酸の β 酸化を促進する。(※LPL の活性化と ApoC-Ⅲ 発現の抑制が TG 低下に寄与する)

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出典

厚生労働省 公開ページ