PH 理論② A-1-3. 組織学・細胞機能 2つ選べ

第107回理論② 薬剤師 問163

2 型糖尿病の治療に使用される薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 +
1
ミチグリニドは、スルホニル尿素受容体に結合して ATP 感受性 K チャネル を遮断することで、膵 b 細胞の細胞膜を脱分極させる。
✓ 正解
2
ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体 c(PPARc)を活性 化することで、脂肪細胞の分化を促進する。
✓ 正解
3
イプラグリフロジンは、ナトリウム︲グルコース共輸送体 2 (SGLT2)を阻害 することで、小腸でのグルコースの吸収を選択的に抑制する。
4
リナグリプチンは、グルカゴン様ペプチド︲1(GLP︲1)受容体を活性化するこ とで、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進する。
5
メトホルミンは、AMP 活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を阻害すること で、骨格筋でのグルコーストランスポーター4 (GLUT4)の細胞膜への移行を促 進する。
ANSWER   正解は 1・2 全国正答率 —

解説

  • 3.「イプラグリフロジンは、SGLT2 を阻害して小腸でのグルコース吸収を抑制する」SGLT2 阻害は腎尿細管でのグルコース再吸収を抑制する(小腸ではない)。
  • 4.「リナグリプチンは、GLP」1 受容体を活性化してインスリン分泌を促進する」 — リナグリプチンは DPP-4 阻害薬である。
  • 5.「メトホルミンは、AMPK を阻害して GLUT4 の細胞膜移行を促進する」メトホルミンは AMPK を活性化する。(※ミチグリニドは SU 受容体結合で K⁺ チャネルを遮断し、ピオグリタゾンは PPARγ 活性化で脂肪細胞の分化を促進する)

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出典

厚生労働省 公開ページ