第107回実践③ 薬剤師 問304
薬剤師が病院薬剤部内の勉強会で、ナトリウム︲グルコース共輸送体 2 (SGLT2 )阻害薬 A の心保護作用について発表することになり、以下の文献を入 手した。 動脈硬化性心疾患を有する、または、動脈硬化性心疾患リスクが高い 2 型糖尿病 患者を対象に、「A 投与群」、「A 非投与群」の 2 群に無作為に割り付けし、心血管 死または心不全による入院を主要評価項目として検討したところ、以下の結果を得 た。 A投与群 A非投与群 Outcome (N=8,582) (N=8,578) Hazard Ratio 人(%) 発生率 人(%) 発生率 (95%信頼区間) Cardiovascular death 417(4.9) 12.2 496(5.8) 14.7 0.83(0.73︲0.95) or hospitalization for heart failure 0.50 1.0 1.5 発生率は 1,000 人年(注)当たりの発生数を示す。 (注) 1 人を 1 年間観察した場合、 1 人年に相当する。 New England Journal of Medicine, 380, 347︲357, 2019 より一部抜粋・修正 この解析に用いられた統計手法として、適切なのはどれか。1つ選べ。
1
t 検定
2
Mann︲Whitney の U 検定
3
Kruskal︲Wallis 検定
4
Cox 回帰分析
✓ 正解
5
重回帰分析
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「t 検定」2 群の平均値の比較に用いる。
- 2.✕「Mann」Whitney の U 検定」 — ノンパラメトリックな 2 群比較に用いる。
- 3.✕「Kruskal」Wallis 検定」 — 3 群以上のノンパラメトリック比較に用いる。
- 5.✕「重回帰分析」連続量の予測に用いる。(※発生率〈人年〉やハザード比を扱う生存時間解析には Cox 回帰分析が適切)
この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。