PH 実践① A-6-2. 薬物動態(ADME) 2つ選べ

第107回実践① 薬剤師 問206

50 歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。 喫煙歴 30 年( 1 日 40 本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、 晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのように なった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可 能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4 月 20 日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝直前 28 日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1 回 2 枚( 1 日 2 枚) 1 日 1 回 朝 腕・腰に貼付 7 日分 光線過敏症は、体表面に近い部分に分布した薬物が電磁波を吸収することにより 誘発される。光線過敏症を誘発する電磁波に関する記述のうち、正しいのはどれ か。2つ選べ。
1
キセノンランプが放射する光に含まれる。
✓ 正解
2
原子核のスピン遷移に伴い吸収・放射される。
3
水分子の回転運動を直接引き起こす。
4
SPECT や PET に利用される。
5
n-r*遷移や r-r*遷移を引き起こす。
✓ 正解
ANSWER   正解は 1・5 全国正答率 —

解説

  • 2.「原子核のスピン遷移に伴い吸収・放射される」これは核磁気共鳴(電波領域)の説明である。
  • 3.「水分子の回転運動を直接引き起こす」これはマイクロ波の説明である。
  • 4.「SPECT や PET に利用される」これは γ 線の説明である。(※光線過敏症を誘発するのは紫外線で、キセノンランプの光に含まれ、n-π* や π-π* 遷移を引き起こす)

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出典

厚生労働省 公開ページ