PH 理論① A-3-3. 細胞内情報伝達・酵素 2つ選べ

第106回理論① 薬剤師 問96

血中のグルコースの定量法として、次のような酵素反応を利用した方法があ る。この方法では、波長 340 nm の吸光度からグルコースの濃度を求める。この方 法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ヘキソキナーゼ グルコース + ATP グルコース︲6︲リン酸 + ADP グルコース︲6︲リン酸 デヒドロゲナーゼ グルコース︲6︲リン酸+ NADP + 6︲ホスホグルコン酸+ NADPH+ H +
1
試料に入射する光と透過する光の強度をそれぞれ I 、I とすると吸光度は log(I /I)で表される。
✓ 正解
2
340 nm の波長の電磁波は、分子の振動状態の変化を直接引き起こす。
3
240 nm から 400 nm までの吸収スペクトルを測定する場合には、ガラス製のセ ルが用いられる。
4
340 nm の吸収は、NADPH に由来する。
✓ 正解
5
グルコース濃度は 340 nm の吸光度の二乗に比例する。
ANSWER   正解は 1・4 全国正答率 —

解説

  • 2.「340 nmの電磁波が分子の振動状態の変化を直接引き起こす」紫外・可視光は電子遷移を引き起こす(振動遷移は赤外)
  • 3.「240〜400 nm測定にガラス製セルを用いる」紫外部はガラスが吸収するため石英セルを用いる
  • 5.「グルコース濃度は吸光度の二乗に比例」Lambert-Beer則で吸光度に一次比例する

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出典

厚生労働省 公開ページ