PH 理論② A-6-2. 薬物動態(ADME) 2つ選べ

第105回理論② 薬剤師 問181

光に対して不安定な薬物Aを含有するフィルムコーティング錠に含まれる添加 剤を以下に示す。添加剤の種類や量を変更したときに起こり得る錠剤特性の変化に 関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 有効成分 薬物A 乳糖、トウモロコシデンプン、カルメロースカルシウム、 添加剤(素錠中) ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム 添加剤(コーティ ヒプロメロース、マクロゴール 6000、酸化チタン ング剤中)
1
カルメロースカルシウムをカルメロースナトリウムに変更すると、錠剤は崩壊 しにくくなる。
✓ 正解
2
ヒドロキシプロピルセルロースの配合量を相対的に減らすと、素錠の硬度は下 がりやすくなる。
✓ 正解
3
ステアリン酸マグネシウムの配合量を相対的に減らすと、キャッピングが起こ りやすくなる。
4
ヒプロメロースをヒプロメロースフタル酸エステルに変更すると、日本薬局方 崩壊試験第 2 液中における薬物Aの溶出は起こらない。
5
酸化チタンを除いても、本錠剤に光を当てた際の薬物Aの安定性は変わらな い。
ANSWER   正解は 1・2 全国正答率 —

解説

  • 3.「ステアリン酸マグネシウムを減らすとキャッピングが起こりやすくなる」滑沢剤の減量とキャッピングは直結せず記述の因果が不適
  • 4.「ヒプロメロースをフタル酸エステルに変更すると第2液中で溶出しない」腸溶性となり第2液(pH6.8)では溶出する
  • 5.「酸化チタンを除いても光安定性は変わらない」酸化チタンは遮光剤で、除くと光安定性が低下する

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出典

厚生労働省 公開ページ