OT 午後 B-9-3. 炎症性疾患(リウマチ等)

第60回午後 OT 問11

57 歳の女性。右利き。 5 年前から多発性筋炎でステロイド治療中。約 1 か月前から四肢の脱力と易疲労性が著しく、多発性筋炎の増悪と診断された。嚥下機能は保たれている。スプーンの把持は可能だが、食事の途中で口まで運べなくなり介助を要する。 この患者への対応で適切なのはどれか。
1
BFO の使用を検討する。
✓ 正解
2
利き手交換訓練をする。
3
スプーンの柄の形状を検討する。
4
上肢の使用を控えるよう指導する。
5
高負荷で上肢の筋力増強訓練をする。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「利き手交換訓練をする」多発性筋炎は近位筋優位に両側性の筋力低下を来しやすく、利き手交換では根本的な食事動作困難を解決しにくい。
  • 3.「スプーンの柄の形状を検討する」本例ではスプーン把持は可能であり、問題は食事中に口まで運べなくなる上肢挙上・持久性の低下である。
  • 4.「上肢の使用を控えるよう指導する」過用は避けるべきだが、上肢使用を一律に控えると廃用やADL低下を招く。
  • 5.「高負荷で上肢の筋力増強訓練をする」増悪期の高負荷訓練は筋炎の悪化や疲労増大を招くため不適切である。
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出典

厚生労働省 公開ページ