MW 午前 B-13-2. 分娩・産科救急

第103回午前 mw 問51

午前3時 30 分、3,560 g の男児を正常分娩した。ApgarBアプガーFスコア1分後 9点、5分後9点。午前3時 35 分に胎盤娩出。分娩時の会陰切開は行わず、産道裂傷は認めなかった。胎盤娩出後、子宮収縮は良好で出血も速やかに止まった。3 期までの出血量は約 450 mL であった。午前4時 30 分、A さんは「下腹部の方が徐々に痛くなり、痛みが止まりません」と訴えて顔をしかめている。脈拍 116/分、 血圧 90/60 mmHg。子宮底の硬度良好で、外出血はパットに少量である。外陰部には明らかな異常を認めないが、腟の左側の奥の方が顕著に膨隆している。 A さんの状況で考えられるのはどれか。
1
不全子宮破裂
2
羊水塞栓症
3
頸管裂傷
4
弛緩出血
5
腟壁血腫
✓ 正解
ANSWER   正解は 5 全国正答率 —

解説

  • 1.「不全子宮破裂」正常分娩で子宮収縮良好の像と合わない
  • 2.「羊水塞栓症」呼吸循環不全・DIC等を呈し本例の局所所見と異なる
  • 3.「頸管裂傷」持続出血を来しうるが本例の局所の血腫所見とは異なる
  • 4.「弛緩出血」子宮収縮は良好で弛緩出血は否定的
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出典

厚生労働省 公開ページ