第103回午前 mw 問45
児娩出後 30 分が経過したが、胎盤剝離徴候がみられないため、医師によって胎盤用手剝離が行われて胎盤娩出となった。胎盤娩出後 30 分の時点で赤色の性器出血が持続しており、胎盤娩出後の出血量が 300 mL を超えた。A さんは間歇的に軽度の下腹部痛を訴えているが、バイタルサインは正常である。子宮頸管や腟壁および会陰に異常所見はない。子宮底は臍高の位置に硬く触れる。 この時点での助産師の対応で適切なのはどれか。1つ選べ。
1
下腹部を温める。
2
輸血の準備をする。
3
子宮底の輪状マッサージを行う。
4
胎盤実質の欠損の有無を確認する。
✓ 正解
5
子宮内腔バルーン圧迫法の準備をする。
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「下腹部を温める」子宮収縮促進にならず止血対応として不適切
- 2.✕「輸血の準備をする」出血量300mL台では直ちの輸血準備より原因検索・止血が先
- 3.✕「子宮底の輪状マッサージを行う」弛緩出血時の対応で、本例ではまず胎盤実質の欠損(遺残)の確認が優先される