第114回医師B問42
この患者でみられる身体所見はどれか。 次の文を読み、43、44の問いに答えよ。 65歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。 現病歴 : 午前9時に農作業に行くと家族に伝えて外出した。昼食の時間になって も帰宅しないため家族が様子を見に行ったところ、ビニールハウス内で倒れている のを発見し、救急車を要請した。 現症 : 救急車からの予備情報によると、意識レベルはJCSⅢ-200。体温39.2 ℃。心拍数144/分、整。血圧82/40mmHg。呼吸数20/分。SpO 100%:リザー バー付マスク10L/分酸素投与下<。
1
遅脈
✓ 正解
2
Ⅱ音の亢進
3
Kussmaul呼吸
4
腋窩に放散する収縮期心雑音
5
しゃがんだ時に減弱する心雑音
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「Ⅱ音の亢進」大動脈弁狭窄(遅脈が特徴)ではⅡ音は減弱する。
- 3.✕「Kussmaul呼吸」代謝性アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシス等)による過呼吸であり、熱中症による高体温・脱水とは合致しない。
- 4.✕「腋窩に放散する収縮期心雑音」僧帽弁逆流の特徴であり、大動脈弁狭窄の遅脈とは関係しない。
- 5.✕「しゃがんだ時に減弱する心雑音」肥大型閉塞性心筋症(HOCM)の特徴であり、大動脈弁狭窄とは無関係。