第114回医師A問73
41歳の女性。高血圧、頭痛および脱力を主訴に来院した。4年前から高血圧症 に対して、自宅近くの診療所でカルシウム拮抗薬を投与されていたが、血圧は 150/80mmHg前後の高値が持続していた。1年前から頭痛と脱力も自覚するよう になったため受診した。血液検査では血清カリウムが2.8mEq/Lと低下してい た。二次性高血圧症を疑って施行した安静臥位30分後の採血では、血漿レニン活 性0.1ng/mL/時間(基準1.2〜2.5)、血漿アルドステロン濃度231pg/mL(基準 30〜159)であった。腹部単純CTでは異常所見を認めない。 診断のために行うべき検査はどれか。4つ選べ。
1
生理食塩水負荷試験
✓ 正解
2
カプトプリル負荷試験
✓ 正解
3
デキサメサゾン抑制試験
4
フロセミド立位負荷試験
✓ 正解
5
MIBG副腎シンチグラフィ
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 3.✕「デキサメサゾン抑制試験」Cushing症候群の診断に使用する検査であり、原発性アルドステロン症の診断には不要。
- 5.✕「MIBG副腎シンチグラフィ」褐色細胞腫・傍神経節腫の検索に用いる。原発性アルドステロン症の診断には適応外。