OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第55回午後 OT 問13

46 歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅴ、手指 Ⅴ、下肢Ⅴ。発症後8か月が経過し、認知機能は MMSE が 24 点、軽度の注意障害を認めている。既に退院し、父母と同居している。発症前は内装業に従事していたが、同職での復職が困難であることから、就労移行支援による雇用を目指している。 作業療法士が患者に実施する内容で正しいのはどれか。
1
就労準備は課題がなくなるまで続ける。
2
雇用されたら支援が終了となる。
3
実際の場面での職業評価を行う。
✓ 正解
4
雇用条件通りの就業を目指す。
5
通勤は付き添いを前提とする。
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「患者の不満を傾聴するだけでよい」介護疲れの状況では傾聴だけでなく具体的なサポート(レスパイト等)の検討が必要
  • 2.「妻の発言を患者に伝える」介護者の本音(疲弊感)を本人に直接伝えることは患者の不安・罪悪感を増し両者の関係を悪化させる
  • 3.「主治医に相談するよう勧める」主治医への相談は重要だが、作業療法士として介護者の精神的・身体的負担の軽減に向けた直接の支援も行う必要がある
  • 4.「介護方法の指導を行う」介護技術の問題ではなく介護者の精神的疲弊(バーンアウト)への対応が優先される
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出典

厚生労働省 公開ページ