OT 午前 D-6-2. 作業療法・活動介入

第55回午前 OT 問20

32 歳の女性。9歳の娘が担任の先生の勧めで1週前に精神科を受診し、注意欠如・多動性障害と診断を受けた。放課後等デイサービスを利用することになり、作業療法士がこの女性と面接したところ「集中力が続かないし、物忘れもひどかったけど、まさか自分の子どもが障害児なんて思っておらずいつも叱っていた。お友達ともうまくいっていない状況が続いており、とても心配していた。これからどうしたら良いでしょうか」と話す。 この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
1
娘への不適切な対応を指摘する。
2
障害の特徴について解説する。
3
他の障害児の親に会わせる。
4
障害は改善すると伝える。
5
不安を受け止める。
✓ 正解
ANSWER   正解は 5 全国正答率 —

解説

  • 1.「娘への不適切な対応を指摘する」初回介入で不適切な対応を指摘することは保護者を追い詰め、治療協力関係の形成を妨げる
  • 2.「障害の特徴について解説する」診断直後で不安が強い状況では、情報提供より先に感情を受け止めることが支援の基本
  • 3.「他の障害児の親に会わせる」ピアサポートは有益だが、感情的な動揺がある初回面接時の最優先介入ではない
  • 4.「障害は改善すると伝える」ADHDは生涯続く特性であり「改善する」という不正確な情報提供は後に不信感につながる
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出典

厚生労働省 公開ページ