第111回午後 NS 問102
転棟後6週。A さんは歩行練習が開始となり、病棟内では日常生活動作(ADL) も徐々に自立してきている。食事は時々むせがみられるが、配膳すれば自力で摂取できる。排泄は車椅子でトイレへ移動しており、ズボンの着脱に介助が必要である。入浴はシャワーチェアーに座り、手が届くところは自分で洗うことができる。 歯磨きは一部介助が必要である。A さんは早く自宅に帰りたいと話し、午前と午後の機能訓練には積極的に参加しているが、機能訓練後は「疲れて何もしたくない」 とベッドで横になり眠っている。夕方に面会に来た妻は「面会時にいつも疲れたと言って眠っているので、このままの状態で退院して家で世話ができるかどうか自信がありません。息子夫婦も仕事が忙しいので、介護を手伝ってもらえるかわかりません」と言っている。 看護師の妻への対応で最も適切なのはどれか。
1
施設入所の検討を提案する。
2
トイレ介助の方法を指導する。
3
A さんの機能訓練中の様子の見学を勧める。
✓ 正解
4
息子夫婦にも介護に参加してもらうよう助言する。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「施設入所の検討を提案する」まず本人の回復の様子を妻が理解できるよう支援するのが先。
- 2.✕「トイレ介助の方法を指導する」個別手技の前に、まず本人の実際の様子を妻に見てもらうのが適切。
- 4.✕「息子夫婦にも介護に参加してもらうよう助言する」家族調整の前に、まず妻の不安(本人の状態理解)に対応する。
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