第110回実践③ 薬剤師 問317
10 歳男児。小学校では他の児童と比べ、忘れ物が多く、授業中も落ち着き がなく集中力が続かないと担任から指摘され、専門医を受診したところ、注意欠 陥・多動性障害(ADHD)と診断された。環境調整や保護者への支援などを行っ たが効果が不十分なため、以下の薬剤が開始されることになった。 (処方) メチルフェニデート塩酸塩徐放錠 18 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 この処方薬に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。
1
この男児が処方薬を持参して海外に 1 週間の家族旅行に行く場合、あらかじめ 地方厚生局長の許可を受ける必要がある。
2
調剤されたこの処方薬を薬局が廃棄する場合には、廃棄後 30 日以内に都道府 県知事に届け出なければならない。
3
医薬関係者向けの新聞又は雑誌など、主として医薬関係者等を対象として行う 広告以外の広告は禁止されている。
✓ 正解
4
薬局は、鍵をかけた堅固な設備内に保管しなければならない。
5
薬局で取り扱うには、この処方薬の適正流通管理システムへの登録が必要であ る。
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「海外旅行に持参する場合、あらかじめ地方厚生局長の許可を受ける必要がある」向精神薬の自己使用目的の携帯には一定量まで許可は不要。
- 2.✕「薬局が廃棄する場合、廃棄後30日以内に都道府県知事に届け出る」向精神薬の廃棄に知事への届出義務はない(麻薬とは異なる)。
- 4.✕「鍵をかけた堅固な設備内に保管しなければならない」向精神薬は施錠等の盗難防止措置を要するが、麻薬のような『堅固な設備』の規定ではない。
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