PH 理論② B-1-5. 高血圧・血管疾患・血栓塞栓 2つ選べ

第110回理論② 薬剤師 問166

6 歳男児。咽頭痛のため耳鼻咽喉科を受診した。血液検査で抗ストレプト リジン O(ASO)抗体と抗ストレプトキナーゼ(ASK)抗体の上昇が認められ、 A 群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎と診断された。 レンサ球菌属に対して抗菌作用を示す薬物に関する記述として、正しいのはどれ か。2つ選べ。
1
セファレキシンは、細菌のピルビン酸転移酵素を阻害して、UDP︲N︲アセチル ムラミン酸の合成を抑制する。
2
エリスロマイシンは、細菌のジヒドロ葉酸還元酵素を阻害して、テトラヒドロ 葉酸の生成を抑制する。
3
アモキシシリンは、細菌のペニシリン結合タンパク質に共有結合して、不可逆 的にトランスペプチダーゼ活性を阻害する。
✓ 正解
4
クリンダマイシンは、細菌のリボソーム 50S サブユニットに結合して、ペプチ ド転移酵素反応を阻害する。
✓ 正解
5
アジスロマイシンは、細菌のリボソーム 30S サブユニットと結合して、アミノ アシル tRNA が mRNA と結合するのを阻害する。
ANSWER   正解は 3・4 全国正答率 —

解説

  • 1.「セファレキシンはピルビン酸転移酵素を阻害してUDP」N-アセチルムラミン酸合成を抑制する」 — それはホスホマイシンの機序で、セファレキシンはPBPに結合し細胞壁合成を阻害する。
  • 2.「エリスロマイシンはジヒドロ葉酸還元酵素を阻害する」エリスロマイシン(マクロライド)はリボソーム50Sに結合してタンパク質合成を阻害する。
  • 5.「アジスロマイシンはリボソーム30Sと結合してアミノアシルtRNAの結合を阻害する」アジスロマイシン(マクロライド)は50Sに結合する(30S結合はテトラサイクリン)。

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出典

厚生労働省 公開ページ