第108回実践③ 薬剤師 問320
86 歳女性。誤嚥性肺炎で入院し、栄養障害もあったため経鼻経管栄養を実 施し退院した。本人の希望により娘の介助のもとで在宅にて療養をしている。薬局 薬剤師が在宅訪問を行うにあたり、介護支援専門員から、「本人より、経管栄養を やめてほしいという要望がある。」と報告された。一方、在宅訪問の際、家族から は「なんとか元気になってほしいので、経管栄養を続けてほしい。」との意向を聴 取した。 薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
患者より家族の意見を優先すべきなので、介護支援専門員からの報告は考慮し なかった。
2
経管栄養をやめてほしいという意思について、再度患者に確認し、何故そのよ うに思ったのか聞き取りをした。
✓ 正解
3
患者の意思に従って、薬剤師が経管栄養の管を抜去した。
4
医師や在宅医療に関わる多職種と情報共有し、患者や家族と話し合った。
✓ 正解
5
担当医師の方針に同意しなければ、在宅医療を継続できないことを患者に伝え た。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「患者より家族の意見を優先すべきなので、介護支援専門員からの報告は考慮しなかった」患者本人の意思を尊重すべきで、不適である。
- 3.✕「患者の意思に従って、薬剤師が経管栄養の管を抜去した」薬剤師の業務範囲を超え、独断の医療行為で不適である。
- 5.✕「担当医の方針に同意しなければ在宅医療を継続できないと患者に伝えた」患者を威圧する不適切な対応である。(※患者本人へ再確認・聞き取りを行い、多職種と情報共有して話し合うのが適切)
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