PH 実践③ B-1-1. 虚血性心疾患 2つ選べ

第108回実践③ 薬剤師 問295

72 歳男性。身長 167 cm、体重 75 kg。独居。喫煙 40 本/日、飲酒ビール 1 L/日。15 年前に血圧が高いことを指摘され、 2 年間薬物療法を行ったが、自己 中断した。 6 ヶ月前に心筋梗塞を発症し、 1 ヶ月の入院加療を行った。高血圧症、 脂質異常症、心筋梗塞のため以下の処方による治療とともに、食事療法、運動療 法、禁煙の指導を受けている。なお、今回の来院時の検査値は以下のとおりであっ た。 (処方) エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アムロジピン錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アスピリン腸溶錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ラベプラゾール Na 錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 30 日分 アトルバスタチン錠 10 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 夕食後 30 日分 (検査値) 血圧 136/86 mmHg、K 4.5 mEq/L、血清アルブミン 4.6 g/dL、 AST 28 IU/L、ALT 38 IU/L、c︲GTP 78 IU/L、 血清クレアチニン 0.9 mg/dL、BUN 15 mg/dL、 総コレステロール 198 mg/dL、LDL︲C 119 mg/dL、HDL︲C 55 mg/dL、 TG(トリグリセリド)120 mg/dL この患者に対して薬剤師が行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
禁煙補助剤を利用する。
✓ 正解
2
タンパク質制限食品を利用する。
3
1 日 30 分程度の無酸素運動をする。
4
現在の体重を維持する。
5
飲酒量を減らす。
✓ 正解
ANSWER   正解は 1・5 全国正答率 —

解説

  • 2.「タンパク質制限食品を利用する」腎障害が主問題ではなく、タンパク制限の適応ではない。
  • 3.「1 日 30 分程度の無酸素運動をする」心疾患では有酸素運動が推奨され、無酸素運動は適さない。
  • 4.「現在の体重を維持する」動脈硬化リスク管理として適正体重への是正が望ましく、必ずしも維持でよいとはいえない。(※禁煙補助剤の利用と飲酒量の減量が適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ