PH 理論② A-6-1. 受容体・作用機序 2つ選べ

第108回理論② 薬剤師 問151

完全アゴニストの濃度︲反応曲線(曲線A)に関連する記述として、正しいの はどれか。2つ選べ。 ただし、各薬物は同一の受容体にのみ作用し、また、余剰受容体は存在しないも のとする。
1
部分アゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを低 濃度側に平行移動させる。
2
競合的アンタゴニストは、受容体に可逆的に結合し、曲線Aを高濃度側に平行 移動させる。
✓ 正解
3
非競合的アンタゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲 線Aを高濃度側に平行移動させる。
4
逆アゴニストは、曲線Aを低濃度側に平行移動させる。
5
完全アゴニストに化学修飾を加え、内活性は変えずに受容体に対する親和性だ けを上げると、その濃度︲反応曲線は、曲線Aより低濃度側に位置する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 2・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「部分アゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを低濃度側に平行移動させる」部分アゴニストは固有活性が低く、最大反応を低下させる。
  • 3.「非競合的アンタゴニストは、最大反応には影響せず、曲線Aを高濃度側に平行移動させる」非競合的拮抗薬は最大反応を低下させる。
  • 4.「逆アゴニストは、曲線Aを低濃度側に平行移動させる」逆アゴニストは基礎活性を抑制するもので、アゴニスト反応を増強しない。(※競合的拮抗薬は可逆結合で高濃度側へ平行移動させ、親和性を上げると低濃度側に位置する)

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出典

厚生労働省 公開ページ