PH 実践③ B-6-2. 白血病・リンパ腫

第106回実践③ 薬剤師 問299

成人男性の HIV 感染症患者が、発熱や乾性咳嗽の症状を訴え外来受診し た。身体所見として、頭痛、嘔吐などの中枢神経症状はなかった。胸部 X 線検査 で、両側びまん性のすりガラス陰影が認められた。この患者の CD4 陽性リンパ球 数は、120/nL であった。なお下図は、感染時からの経過時間と CD4 陽性リンパ球 数との関係に、CD4 陽性リンパ球数の減少に伴って発症する日和見感染症を示し たものである。 )Ln/(数球パンリ性陽 4DC 帯状疱疹 500 結核 カポジ肉腫 200 ニューモシスチス肺炎 カンジダ症 クリプトコッカス髄膜炎 トキソプラズマ脳炎 サイトメガロウイルス網膜炎 非定型抗酸菌症 50 悪性リンパ腫 HIV 脳症 感染時からの経過時間 図 感染時からの経過時間と CD4 陽性リンパ球数の関係 この患者の日和見感染症の治療に用いる薬剤として、適切なのはどれか。1つ選 べ。
1
アシクロビル錠
2
アムホテリシン B シロップ
3
スピラマイシン錠
4
スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合錠
✓ 正解
5
フルコナゾールカプセル
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「アシクロビル錠」ヘルペスウイルス感染症に用いる。
  • 2.「アムホテリシン B シロップ」真菌感染症に用いる。
  • 3.「スピラマイシン錠」トキソプラズマ症に用いる。
  • 5.「フルコナゾールカプセル」カンジダ・クリプトコッカス症に用いる。(※ニューモシスチス肺炎の治療にはスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合錠〈ST 合剤〉を用いる)

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出典

厚生労働省 公開ページ