第106回実践② 薬剤師 問251
35 歳女性。身長 160 cm、体重 48 kg。学生時代より重度の花粉症のため、 投薬治療を受けていた。 1 年ほど前より片頭痛が徐々に強くなり、かかりつけ医を 受診して以下の処方 1 で治療を受けている。 (処方 1 ) エレトリプタン錠 20 mg 1 回1 錠 頭痛時 10 回分(10 錠) ロメリジン錠 5 mg 1 回1 錠( 1 日2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 モンテルカスト口腔内崩壊錠 10 mg 1 回1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 就寝前 28 日分 帰宅後に発熱、倦怠感、喉の痛みを自覚し、近医を受診した。急性扁桃炎と診断 され、処方 2 が処方された。 (処方 2 ) アセトアミノフェン錠 200 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠)
1
モンテルカストの作用が増強するおそれがあるため、アセトアミノフェン錠を 半量にする。
2
血栓形成のおそれが強くなるため、トラネキサム酸錠を半量にする。
3
エレトリプタンの作用が増強するおそれがあるため、エリスロマイシン腸溶錠 をアジスロマイシン錠に変更する。
✓ 正解
4
ロメリジンの作用が減弱するおそれがあるため、エリスロマイシン腸溶錠をア ジスロマイシン錠に変更する。
5
肝機能が悪化するおそれがあるため、アセトアミノフェン錠をイブプロフェン 錠に変更する。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「モンテルカストの作用が増強するため、アセトアミノフェンを半量にする」相互作用の対象が異なる。
- 2.✕「血栓形成のおそれのため、トラネキサム酸を半量にする」処方にトラネキサム酸はない。
- 4.✕「ロメリジンの作用が減弱するため、エリスロマイシンをアジスロマイシンに変更する」ロメリジンの作用減弱が問題ではない。
- 5.✕「肝機能悪化のため、アセトアミノフェンをイブプロフェンに変更する」肝機能を理由とした変更ではない。(※エレトリプタン〈CYP3A4 基質〉の作用増強を避けるため、CYP3A4 を阻害するエリスロマイシンをアジスロマイシンに変更する)
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