第105回実践③ 薬剤師 問316
68 歳男性、肝硬変。低タンパク血症によると考えられる難治性の腹水が認 められたため、高張アルブミン製剤(献血アルブミン 20%静注)による治療が開 始された。初回投与前の血清アルブミン濃度は 1.9 g/dL であり、投与後の目標血 清アルブミン濃度は 3.5 g/dL とされた。なお、この薬剤の容器には「特生物」の 表示がある。 この薬剤の使用に関する記述のうち、適切でないのはどれか。1つ選べ。
1
過剰に蓄積した血管内水分の血漿膠質浸透圧を維持する目的で使用する。
✓ 正解
2
感染症のリスクについて患者に説明する。
3
細菌が増殖しやすいので、残液は適切に廃棄する。
4
血清アルブミン濃度が目標値に達したかモニターする。
5
できるだけ短期間の投与にとどめる。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「(適切)「感染症のリスクを患者に説明する」特定生物由来製品として適切
- 3.✕「(適切)「残液は適切に廃棄する」適切
- 4.✕「(適切)「血清アルブミン濃度が目標値に達したかモニター」適切
- 5.✕「(適切)「できるだけ短期間の投与にとどめる」適切(本問正解1「過剰に蓄積した水分の膠質浸透圧を維持する目的」が不適切。低アルブミンの補正・膠質浸透圧を高めるのが目的)
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