PH 実践① A-2-2. 脳・体液・酸塩基

第105回実践① 薬剤師 問208

65 歳男性。がんで入院中。当初、医療チームの方針として、アプレピタン トカプセルを制吐剤として投与することが計画されていたが、口内炎が悪化したた め、ホスアプレピタントの点滴静注への変更について再度検討することとなった。 O O HN NH O H H CH 3 F F HO N NH O H H CH 3 F F HO N P N N N O F O F O H H F F F F F F F F アプレピタント ホスアプレピタント 処方の再検討に際して、薬剤師が医療チームに行う説明として適切でないのはど れか。1つ選べ。
1
ホスアプレピタントは、アプレピタントの経口投与が困難な患者さんのために 開発された薬剤です。
2
ホスアプレピタントは、アプレピタントの水溶性を向上させたプロドラッグで す。
3
ホスアプレピタントは、アプレピタントの窒素原子にリン酸基が導入されたこ とにより、血液脳関門を通過しやすくなっています。
✓ 正解
4
ホスアプレピタントは生体内の代謝反応を通じて、速やかにアプレピタントに 変化します。
5
ホスアプレピタントの投与においても、アプレピタントにおいて認められてい るような代謝酵素の阻害に基づく薬物相互作用に注意する必要があります。
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「(適切)「経口投与が困難な患者のために開発された」適切な説明
  • 2.「(適切)「アプレピタントの水溶性を向上させたプロドラッグ」適切な説明
  • 4.「(適切)「生体内で速やかにアプレピタントに変化する」適切な説明
  • 5.「(適切)「代謝酵素阻害に基づく薬物相互作用に注意」適切な説明(本問正解3「血液脳関門を通過しやすくなる」が適切でない。水溶性向上が目的でBBB通過性向上ではない)

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出典

厚生労働省 公開ページ