DR F C-3-2. 臨床化学(生化学) 2つ選べ

第114回医師F問59

45歳の男性。胸痛のため救急外来を受診した。急性心筋梗塞の診断で冠動脈造 影検査を実施することになった。 医療従事者として不要な放射線被ばくを避ける対応で適切なのはどれか。4つ選 べ。 次の文を読み、60〜62の問いに答えよ。 77歳の男性。全身倦怠感と物忘れを主訴に来院した。 現病歴 : 高血圧症で内服加療中。半年前から食後の全身倦怠感が出現した。また ほぼ同時期からときどき物を置いた場所がわからなくなるようになった。その後も 症状は持続し、不安、不眠および食欲低下が出現し、4か月で2kgの体重減少が あった。立ち上がり時や歩行時にふらつきの自覚はなかったという。 既往歴 : 30歳時に虫垂炎で虫垂切除術。 生活歴 : 妻と2人暮らし。65歳で退職。日常生活は自立しているが、症状出現 後は外出機会が減少した。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。几帳面な性格である。 2か月前に運転免許証を自主返納した。 家族歴 : 特記すべきことはない。 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重58kg。体温36.0℃。脈拍76/分、整。 血圧126/66mmHg。SpO 97%(room air 。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めな い。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 神経診察で下肢筋力低下を認める。 検査所見 : 尿所見:蛋白(安 、潜血(安 。血液所見:赤血球413万、Hb13.3 g/dL、Ht38%、白血球4,500、血小板22万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、 アルブミン3.8g/dL、AST20U/L、ALT18U/L、CK53U/L(基準30〜140 、尿 素窒素22mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、空腹時血糖94mg/dL、HbA1c5.8 % (基準4.6〜6.2 、Na140mEq/L、K4.1mEq/L、Cl105mEq/L、TSH1.56 μU/mL(基準0.2〜4.0 、FT 2.3pg/mL(基準2.3〜4.3 、FT 1.3ng/dL(基準 3 4 0.8〜2.2 。CRP0.04mg/dL。頭部MRIで軽度の脳萎縮と両側大脳半球白質や視 床に軽微な慢性虚血性変化を認める。脳の主幹動脈に有意狭窄や動脈瘤を認めな い。
1
照射野を広くする。
2
線源からの距離をとる。
✓ 正解
3
造影剤の使用量を減らす。
4
放射線照射時間を短縮する。
✓ 正解
5
防護衣(鉛プロテクターを着用する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 2・4・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「副腎皮質ステロイドによる免疫抑制」易感染性・糖尿病・骨粗鬆症等のリスクが増大する。
  • 2.「免疫抑制薬(シクロスポリン・タクロリムス等)」日和見感染・腎毒性・神経毒性等の副作用がある。
  • 3.「生物学的製剤(抗TNF」α抗体等)」 — 結核・日和見感染の再活性化リスクに注意が必要。
  • 4.「化学療法(細胞毒性薬)」骨髄抑制・易感染性・脱毛・悪心嘔吐等の副作用がある。
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出典

厚生労働省 公開ページ